関西 x 城・城址
関西のおすすめの城・城址スポット
関西のおすすめの城・城址スポットをご紹介します。桃山文化の豪奢な国宝・二の丸御殿に大政奉還の歴史を見る「元離宮二条城」、時を超えて輝き続ける姫路のシンボル城「姫路城」、空にそびえる凛々しい姿に感動「大阪城天守閣」など情報満載。
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元離宮二条城
桃山文化の豪奢な国宝・二の丸御殿に大政奉還の歴史を見る
関ヶ原の戦に勝った徳川家康が将軍上洛する際の宿泊所として造営。寛永元~3(1624~1626)年、3代将軍家光が後水尾天皇の行幸を仰ぐために大改修し、本丸御殿・天守を建て、ほぼ現在の規模が完成した。幕末には坂本龍馬の起案による「船中八策」が後藤象二郎を通じて幕府に提案され、15代将軍徳川慶喜が大政奉還億思を二の丸御殿の大広間で表明。政権を朝廷に返上し、約265年続いた江戸幕府に幕を降ろした。


姫路城
時を超えて輝き続ける姫路のシンボル城
400年間、戦火や天災を逃れ、当時の姿が今に引き継がれる名城。昭和26(1951)年に天守群が国宝に指定され、平成5年には日本で初めてユネスコの世界文化遺産に登録された。平成21年から約5年半に及んだ大天守の保存修理が終わり、平成27年春に待ちかねた一般公開が再開。輝きを増した美しい外観が目の当たりにできるようになった。


彦根城
江戸初期の堂々たる城郭の姿を今に伝える
関ヶ原の戦後、徳川家康の命により井伊直継と直孝が20年の歳月をかけ元和8(1622)年ごろに完成させた。城内には国宝の天守をはじめ、太鼓門櫓、天秤櫓、西の丸三重櫓など重要文化財が数多く残る。とくに入母屋の屋根に唐破風を設けた三層三階の天守は必見。


竹田城跡
全国屈指の山城遺跡
東西約100m、南北約400mに及ぶ城跡。別名「虎臥城」と呼ばれ、標高353.7mの古城山の山頂部にある。「完存する石垣遺構」としては全国屈指の規模で「日本100名城」のひとつ。秋から冬にかけてのよく晴れた早朝には周辺で朝霧が発生し、その雲海に浮かぶ姿はまさに「天空の城」。


和歌山城
紀州徳川家55万5千石の居城跡
かつては岡山と呼ばれた虎伏山に最初に城を築いたのは、豊臣秀吉の弟秀長。普請奉行は築城の名手藤堂高虎等だった。関ヶ原の戦で功績のあった浅野幸長が城主となり、弟の長晟が広島に転封ののち、元和5(1619)年に徳川家康の10男頼宣が入城。以来、尾張、水戸と並ぶ徳川御三家の居城として明治を迎えた。国の史跡。


安土城跡
名城跡で信長の心に思いをはせる
天正4(1576)年、信長が天下布武の拠点とした安土城の城跡で、標高約199mの山にある国指定の特別史跡。本能寺の変後に焼失し、現在残る石垣や天主跡、本丸跡の礎石などが歴史の鼓動を伝える。二の丸跡には豊臣秀吉が建立した信長廟もある。


三熊山洲本城跡
展望台から大阪湾・紀淡海峡を一望
室町時代に安宅氏が築城。後に入城した脇坂安治が本格的に築き、西日本最大級の要塞とよばれた。壮大な石垣が残っており、本丸にある天守閣を模した展望台から望む洲本市街地や大阪湾、紀淡海峡は絶景。

福知山城
まちを見渡す福知山のシンボル
明智光秀が天正7(1579)年、豪族の砦を修築した城。石垣と銅(アカガネ)門番所、井戸の「豊磐の井」が残る。昭和61(1986)年に天守閣が復元され、内部は郷土資料館になっている。


赤木城跡
天空の城とも呼ばれる
伊賀上野城や伏見城などを手がけた城作りの名手、藤堂高虎が11年間滞在した赤木に築いた城の跡。赤木城は中世と近世の築城法を併用した平山城で、築城当時の原形を残した城跡は貴重だ。


新宮(丹鶴)城跡
眺望が見事な国指定文化財の城跡
江戸時代に築城された、浅野氏1代、水野氏10代の居城跡。丹鶴の名は築城以前に源為義の娘丹鶴姫の開いた寺があったことに由来する。現在は天守台と石垣が残る。


尼崎城址公園
尼崎城の面影をしのぶ駅前公園に天守が再建
阪神電車尼崎駅近くにある城址公園。江戸時代の尼崎藩主・戸田氏鉄公が築き、明治6(1873)年に廃城となったお城。天守閣が再建され、新たな尼崎の観光スポットとして注目が集まる。
坂本城跡
光秀と運命をともにした今はなき湖岸の水域
明智光秀が織田信長の命によりに建てた城の跡。城内に琵琶湖の水を引き入れた水城形式の城で、高い天守閣を誇っていた。現在は城があったとされる場所に碑がたっている。


郡山城跡
関西でも有数の桜の名所
天正8(1580)年に筒井順慶が築城、その後豊臣秀吉の弟・秀長の居城となり、江戸時代中期からは柳澤氏が統治にあたった。明治時代にいったん荒廃したが、現在は追手門、追手東隅櫓、追手向櫓などが復元されている。また、日本さくら名所100選にも選ばれているほか、続日本100名城にも選ばれている。


利神城跡
時期によって雲海に浮かぶ絶景も楽しめる
標高373mの利神山の山頂付近にある城跡で、石垣などの貴重な遺構が残る。平成29(2017)年10月に国史跡指定を受けた。利神城跡への登山は現在不可。城下町など周辺まで見学しに行ってみるのがおすすめ。
羅城門跡
平安京表玄関として立っていた。中国風の美しい建物だったという
平安京の表玄関としてそびえ立っていた羅城門。南の正門でもあり、そこから北へ向かうと内裏へと通じていた。二重の楼閣を持つ中国風の美しい建物だったという。


八上城跡
丹波富士に広がる天下の堅城
戦国大名の波多野氏の拠点だった巨大な山城。旧山陰道沿いにそびえる標高462mの高城山にあり、山頂の本丸跡に石碑がたたずむ。山上に連郭式の曲輪や石垣の跡が見られる。