白い鵜が活躍する鵜飼と紅葉が見事な帝釈峡で知られる
中国山地の山間に位置する三次は、夏の鵜飼で知られる街。鵜飼は、中国から贈られた白い鵜が活躍する珍しいものだ。ほかにも古代の古墳が多数残るところでもある。安芸高田には毛利家の居城跡である「郡山城跡」があり、その麓には「毛利元就の墓」がひっそりと残る。庄原の東には約18キロメートルにわたって続く大渓谷・帝釈峡があり、世界三大天然橋のひとつといわれる雄橋(おんばし)などの絶景が見られる。とくに秋の紅葉の時期は美しく、多くの観光客でにぎわう。
三次・庄原のおすすめスポット
上帝釈
広島県を代表する景勝地
帝釈峡の上流側の入口。散策して行くと、奥行きが200mある鍾乳洞「白雲洞」や石灰岩でできた天然記念物「雄橋」、約3億年前に形成された渓谷「断魚渓」などが見られる。

三良坂フロマージュ
搾りたてミルクが香るチーズ
自然放牧で育てた牛やヤギのミルクで仕込んだ自家製チーズが評判。フレッシュチーズは無添加でやさしい味わい。
庄原市田園文化センター
劇作家、倉田百三の文学館や展示ギャラリーからなる複合文化施設
倉田百三は戯曲「出家とその弟子」で知られる郷土の劇作家。氏の書簡などを収集展示する文学館をはじめ、民俗資料館や図書館、展示ギャラリーなどからなる複合文化施設。
神竜湖
40分の遊覧船で帝釈峡の景色など湖遊覧を楽しめる人造湖
周囲約24kmの人造湖。朱色の橋が架かる新緑の山を借景に満々と水をたたえる眺めは、帝釈峡を象徴する景色。遊覧船でのんびりと湖遊覧が楽しめる。所要時間は40分。
