九州・沖縄 x その他史跡・建造物
九州・沖縄のおすすめのその他史跡・建造物スポット
九州・沖縄のおすすめのその他史跡・建造物スポットをご紹介します。江戸時代の西洋文化にふれる「出島」、かつて栄えた炭坑の島の面影を見る「端島炭坑(軍艦島)」、中国式の建造物が点々と建つ「唐人屋敷跡」など情報満載。
- スポット:71 件
- 記事:11 件
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出島
江戸時代の西洋文化にふれる
約15000平方メートルの敷地内に19世紀初頭の出島を復元。寛永13(1636)年の完成から380余年たった今、オランダ商館長の事務所兼住居だったカピタン部屋などの復元建造物と、明治期の洋館を合わせた建物をミュージアムとして公開している。


端島炭坑(軍艦島)
かつて栄えた炭坑の島の面影を見る
長崎港の沖合に浮かぶ端島炭坑。島はその姿から「軍艦島」と呼ばれ、かつては石炭産業の隆盛に伴い活況を極めた。各社が企画する予約制の上陸ツアーに参加すれば、今は無人となった島の様子を見学することができる。世界文化遺産「明治日本の産業革命遺産」の構成資産のひとつ。


天安河原
八百万の神が知恵を絞った集会所
天岩戸神社からゆっくり歩いて10分ほど。岩戸川の上流にある「天安河原」は、天照大神が岩戸隠れした際に、八百万の神々が相談したといわれる場所。一角には仰慕窟(ぎょうぼがいわや)という間口40mの洞窟があり、鳥居と社が建てられている。大雨などで河川が増水した場合は、参拝できないことがある。


黒神埋没鳥居
地上にわずかに残る鳥居が、歴史的大噴火の壮絶さを物語る
大正3(1914)年の桜島の大規模噴火で噴出された軽石や火山灰により、腹五社神社の鳥居はたった1日で2mも埋まった。鳥居の上部だけが地上に出ていて、その壮絶さがわかる。


長崎市亀山社中記念館
日本初のカンパニー
慶応元(1865)年に坂本龍馬が結成した日本最初の商社といわれる「亀山社中」跡。当時の間取りを当時の姿により近い形で復元し、館内には龍馬ゆかりの品々を展示。龍馬がもたれかかって座ったという柱も再現している。


長崎市亀山社中記念館
- 住所
- 長崎県長崎市伊良林2丁目7-24
- 交通
- JR長崎駅から長崎電気軌道3号系統蛍茶屋行きで7分、新大工町下車、徒歩15分
- 料金
- 入館料=大人310円、高校生200円、小・中学生150円/
大魚神社の海中鳥居
有明海に浮かぶ鳥居が神秘的
日本最大級の干満差が見られる有明海の浅瀬に、3基の赤い鳥居が並ぶ。満潮時は鳥居が海に浮かんでいるように見える。海の守り神として30年ごとに建て替える習わしがある。
崎津集落
漁村景観としては全国初の、国の重要文化的景観に選定
崎津の漁村には、海の天主堂とも呼ばれる崎津教会が建っている。国の重要文化的景観に選定され、漁村景観としては全国初の選定となる。平成30(2018)年に世界文化遺産に登録。


園比屋武御嶽石門
国王が旅の安全を願った神聖な場所
守礼門の近くにある祈願所。石門の後ろの森が御嶽とされている。建造物は石門のみで、第二尚氏王統第3代王の尚真(しょうしん)の創建。平成12(2000)年に世界文化遺産に登録。


ひめゆりの塔・ひめゆり平和祈念資料館
ひめゆり学徒の体験を知る
ひめゆりの塔は、沖縄戦で看護要員として陸軍病院に動員され亡くなった、ひめゆり学徒隊の鎮魂のための慰霊碑。学校の建物をモチーフにした資料館では、戦場での活動の様子や生存者の証言映像、手記などを展示している。


ひめゆりの塔・ひめゆり平和祈念資料館
- 住所
- 沖縄県糸満市伊原671-1
- 交通
- 那覇空港から県道231号、国道331号を糸満方面へ車で14km
- 料金
- 入館料(ひめゆりの塔)=無料/入館料(ひめゆり平和祈念資料館)=大人310円、高校生210円、小・中学生110円/ (2021年4月12日より資料館入館料改定(大人450円、高校生250円、小・中学生150円))
沖縄陸軍病院 南風原壕群20号
平戸オランダ商館
370年のときを経て現代によみがえった
平戸がオランダとの交易で栄えた当時の商館跡地に建つ。建物は寛永16(1639)年に日本初の洋風石造り建造物だった倉庫を復元。館内ではポルトガル、中国などとの交流にはじまり、莫大な利益を生んだオランダとの交易などの資料を時代・テーマ別に展示している。


宗像大社 沖津宮遙拝所
海をへだてて沖津宮に向かって拝む
宗像大社中津宮が鎮座する大島の北側にある、九州本土から49km離れた立ち入り禁止の沖ノ島にある沖津宮を拝するため、18世紀ころに設けられた遙拝所。拝殿の裏手からは、晴れた日は玄界灘に浮かぶ沖ノ島を望むことができる。平成29(2017)年に世界文化遺産に登録。
青の洞門
ノミの痕跡が残る洞門
青の洞門は、難所で遭難者が絶えなかったこの地に、江戸時代、僧禅海がノミと槌だけで岩壁を掘り、30年の歳月をかけて貫通させたといわれる。現在の市道トンネルは新しく機械掘りしたものだが、一部にノミ跡を見ることができる。洞門上方にそびえる競秀峰は、耶馬渓を代表する景勝地のひとつ。


里麓武家屋敷跡
整然と積み上げられた玉石垣と生垣の緑、周囲との景観が美しい
近世まで甑島を支配していた小川氏の居城であった亀城のほど近くにある武家屋敷跡。整然と積み上げられた玉石垣と生垣の緑、周囲の山々との景観が美しい。