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オランダの公用語とその他の主要言語

オランダ本国で、正式に国の公用語と定められているのは、オランダ語です。けれども、オランダ本国とオランダ領を含み、オランダ語以外にも、地域の公用語、あるいは、準公用語的になっている言語があります。以下にまとめてみましたので、参考にしてみてください。

1. オランダ語

およそ90%の人々が主要言語として使用しているのがオランダ語です。オランダ語は、5世紀頃から発達した言語で、地域ごとの方言がありました。オランダ語で聖書を作成する為に、16世紀頃に、オランダ語の標準化が図られたとされます。その際に、オランダのホーランド地方の方言が基準とされたことが「オランダ語」の名前の由来でもあります。

2. フリジア語(西フリジア語)

フリジア語は、オランダ北部の北海沿いにあるフリースラント州の言語です。オランダ人口のおよそ2.5%にあたる人々が話す言語で、ほとんどがこの州に住む人々です。オランダでは、方言の一つともとらえられていますが、違いはかなり大きいようです。フリースラント州では、フィリジア標準語が定められており、フリジア語とオランダ語が公用語です。フリースランド州のほとんどの人は、オランダ語とフリジア語のバイリンガルです。

3. 英語

首都アムステルダムでは、英語は、公用語して「認識」されていますが、オランダ語と同一のステータスは持っていません。多くのことを英語で処理することが可能ですが、広報、会議、行政管理などは、オランダ語に限られています。オランダ全体では、90~93%の人々が英語を話します。
カリブ海にあるオランダ領(サバ島、シント・ユースタティウス島)では、英語が公用語となっています。

4. オランダ低ザクセン語とリンブルフ語

オランダ低ザクセン語は、オランダ北東部地方で広く話されている言語です。およそ1,800,000人が話しているとされます。リンブルフ語は、オランダ南部のリンブルフ州で話されている言語です。ベルギー東部のリンブルフ地方、ドイツ北西部のノルトライ・ヴェストファーレン州でも話せれています。どちらの言語も公用語にはなっていませんが、多くの人々が話し、地方言語として保護されています。

5. パピアメント語

カリブ海にあるオランダ領ボネール島で、公用語となっています。アフリカ、ヨーロッパ、アメリカインディアンなど様々な言語の影響を受けていると考えられます。およそ25%の語彙がオランダ語から来ているとされる言語です。

まとめ...

オランダは、さほど大きな国ではないにもかかわらず、言語にこんなに多様性があるのは驚きです。地方のアイデンティティーが重要視されているオランダです。 オランダ語が、元々は、ホーラント地方の言語ということを考えると、その他の地方言語が、それぞれの地域で第二の公用語になる日が来てもおかしくないかもしれませんね。

Author

Schnuckie
シュヌーキー。ヨーロッパ生活が長い40代後半の女性。現在はノルウェーのオスロ在住。ドイツを訪れる機会が多く、イギリスにも5年余滞在。これまで旅した国は、アジア、ヨーロッパを中心に25ヶ国。