MAPPLE TRAVEL GUIDE セレクト

世界中の旅行・お出かけ「まとめ情報」

中国人が信奉する宗教 5選

中国は国を統一する有力な宗教というものはなく、国教というものが曖昧な国です。第2次世界大戦が終結してから共産党が政権を握り、このような無宗教の空気は更に色濃くなります。
中国にはまた民族宗教も無数にあります。50以上の少数民族の多くは自分の宗教を持っており、実に中国人口の21%が民族宗教を信仰しています。
仏教もしくは道教、キリスト教、イスラム教が一番多く、これらの宗教だけで人口の60%以上を占めています。

1. 仏教・道教

仏教は中国の伝統の宗教で、そのルーツであるブッダが生まれたネパールが近いということもその理由として考えられます。仏教徒は中国全土に多く存在し、特に広東省や福建省などには正一教徒、四川省では天師道徒が多く存在しています。
道教の総本山は江西省にあり、この場所に毎年多く道教徒が訪れます。

2. キリスト教

清朝の時代に起こった太平天国の乱はキリスト教徒に関係した大規模な反乱でした。独自の解釈を織り交ぜたキリスト教を信仰する洪秀全が天王となり現在の無錫、杭州付近で反乱を起こします。
キリスト教徒は古代において迫害を受けました。現在では浙江省、安徽省といった東端の地域にほぼ集中しています。

3. チベット仏教

藏族が人口の大部分を占める西の地域に集中しているチベット仏教。西部の町ではチベット仏教の職服をまとった仏教徒が歩いていたりします。赤い色の伝統衣装を着て、標高の高い山で修行を積むため、皮膚は黒くなっています。
中国北部の内モンゴルにもチベット仏教は多く、最近では漢民族の間でもチベット仏教への改宗者が現れているということです。

4. イスラム教

イスラム教は寧夏回族自治区などに多く、他にも回族自治区は中国の西部を中心に多く分布しています。ウルムチ市に中心を置くウイグル族自治区にも多く存在し、毎週金曜日にはモスクで崇拝を行い、崇拝の時間になると、モスクの前には人だかりができ、しばしば交通の妨げになります。白い帽子をかぶっているのがイスラム教徒です。

5. 共産党政府無神論

共産党政権が中国を統治し始めて60年以上の時が経ちます。共産党は一般に無宗教を提唱しており、国家を支持する宗教のみを認めています。現在においては宗教は比較的自由になっていますが、過去には長い間、共産党と宗教の間のいがみ合いが続いていました。現在の習近平国家主席は「国民には信仰が必要である」と述べて、宗教に対する積極的な見方も広がっています。

まとめ...

中国はこれといった国教がないため、それぞれの民族が独立しています。国民の大部分を占める漢民族は無宗教の場合が多く、神の存在も認めないことが多いようです。
昔からの伝統として、子供をもうけることやお金を稼ぐことがもっぱら関心事になっており、宗教を信仰するという雰囲気は弱くなっています。

Author

egconsult
20代。中国在住の旅行好きです!